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二級建築士

-はじめに、試験について詳しく知りましょう。-

まず敵を知らずして、戦に勝つことはできません。
敵を知った上で、戦法を考えます。
ステップ1では、試験の基礎的な知識について学習します。

二級建築士試験は他の国家試験に比べると難易度は低いです。
試験の合格には学習の時間を確保することが1番大切ですが、
時間の少ない方でもポイントを押さえれば合格できます。

きちんと分析して、自分に合った学習法を見つけましょう。

建築士とは

建築士の資格には、一級建築士、二級建築士、木造建築士の3種類があります。
それぞれの資格によって、設計および工事監理できる建築物の種類と規模等が定められており、以下にその違いを示します。

二級建築士

  1. 学校・病院・劇場・集会場などの公共建築物で延べ面積が500平方m未満のもの
  2. 木造建築物または建築の部分で高さが13m又は軒の高さが9mを超えないもの
  3. 鉄筋コンクリート造、鉄骨造、石造、煉瓦造、コンクリートブロック造、無筋コンクリート造の建築物又は建築の部分で、延べ面積が30 ~300平方m、高さが13m又は軒の高さが9m以内のもの
  4. 延べ面積が100平方m(木造は、300平方m)を超え、又は階数が3以上の建築物

一級建築士

  1. 学校・病院・劇場・集会場などの公共建築物で延べ面積が500平方mを超えるもの
  2. 木造建築物または建築の部分で高さが13m又は軒の高さが9mを超えるもの
  3. 鉄筋コンクリート造、鉄骨造、石造、煉瓦造、コンクリートブロック造、無筋コンクリート造の建築物又は建築の部分で、延べ面積が300平方m、高さが13m、又は軒の高さが9mを超えるもの
  4. 延べ面積が1000平方mを超え且つ階数が二階以上の建築物

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学科試験

構成-
建築計画、建築法規、建築構造、建築施工の4科目
問題-
各科目25問、4科目合計100問
方式-
5枝択一マークシート方式の筆記試験
合否-
各科目13点以上、かつ、総合点60点以上で合格

設計製図試験

構成-
設計製図のみの1科目
問題-
平面図、立面図、床伏図、矩形図、面識表など
方式-
設計課題に対して建物を計画し、要求された図面一式を完成させる実技試験
合否-
ほぼ減点方式で行われ、採点項目により1~4段階に区分されランク1のみ合格

また、「設計製図試験」は「学科試験」に合格しなければ受験することができません。
しかし、平成18年及び平成19年に行われた二級建築士試験において「学科の試験」に合格された方は、本人の申請により本年の当該試験における「学科の試験」が免除されます。

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二級建築士試験の受験資格者の区分
建築に関する学歴等 建築に関する
実務経験年数
最終卒業学校 課程
大学(旧制大学、短期大学を含む)または高等専門学校
(旧制専門学校を含む)
建築 0年
土木 1年以上
高等学校(旧制中等学校を含む) 建築 3年以上
土木
建築に関する学歴なし 7年以上
その他都道府県知事が特に認める者

「建築に関する実務の経験」として認められるもの

  1. 設計事務所、建設会社、工務店等での建築物の設計・工事監理・施工管理
  2. 大工
  3. 官公庁での建築行政、営繕
  4. 大学・研究所・工業高校等での建築に関する研究、教育

一部が「建築に関する実務の経験」として認められるもの

  1. 建築工事を一部含む土木工事等(純粋に建築に関するものの比率を乗じて計算します。)
  2. 一定期間建築以外の業務を含む場合(建築以外の業務を除いた期間の明示が必要です。)

「建築に関する実務の経験」として認められないもの

  1. 単なる建築労務者としての業務(土工、設計事務所で写図のみに従事していた場合等)
  2. 昼間の学校在学期間(中退者の在学期間を含む。)

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過去8年間の合格率
学科 製図 総合
受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率
H13 40,938 15,164 37,0% 22,309 12,155 54,5% 49,185 12,155 24,7%
H14 38,867 12,424 32,0% 19,312 10,834 56,1% 46,718 10,834 23,2%
H15 39,082 16,504 42,2% 21,792 12,103 55,5% 45,673 12,103 26,5%
H16 34,922 15,321 43,9% 20,744 11,586 55,9% 41,949 11,586 27,6%
H17 31,480 10,451 33,2% 16,535 9,018 54,5% 38,633 9,018 23,3%
H18 31,238 11,640 37,3% 16,934 9,451 55,8% 37,145 9,451 25,4%
H19 31,574 10,066 31,9% 14,090 7,178 50,9% 36,529 7,178 19,7%
H20 34,342 12,867 37.5%
過去8年間の合格基準点
科目基準点 合格
基準点
合格率
計画 法規 構造 施工
H13 13 13 13 13 60 37.0%
H14 12 13 13 13 60 32.0%
H15 13 13 13 13 63 42.2%
H16 13 15 13 14 63 43.9%
H17 13 12 13 13 60 33.2%
H18 13 13 13 13 60 37.3%
H19 13 13 13 13 60 31.9%
H20 13 13 13 13 60 37.5%

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学科の試験日程:平成20年7月6日
 9:45~10:00 (15分) 注意事項等の説明
10:00~13:00 (3時間) 学科I(建築計画)・学科II(建築法規)
13:00~14:00 (1時間) 休憩
14:00~14:10 (10分) 注意事項等の説明
14:10~17:10 (3時間) 学科III(建築構造)・学科IV(建築施工)
設計製図の試験日程:平成20年9月14日
11:15~11:30 (15分) 注意事項等の説明
11:30~16:00 (4時間30分) 設計製図試験

課題の発表

設計製図の課題は、平成20年6月11日頃からセンター支部及び都道府県建築士会の事務所に掲示されるほか、(財)建築技術教育普及センターのホームページに掲載されるとともに、「学科の試験」の試験場においても掲示されます。

合格者の発表及び合否の通知

学科試験-
平成20年8月26日(予定)
製図試験-
平成20年12月4日(予定)

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インターネットによる受験申込

受付期間-
平成20年4月1日~4月7日
受付時間-
受付開始日の10時~受付終了日の16時

受付場所への願書による受験申込

配布期間-
平成20年4月7日~4月18日(ただし、4月12日、13日は除く。)
配布時間-
9時30分~16時30分(ただし、4月18日は9時30分~15時)
受付時間-
10時~16時
都道府県庁所在地等に設ける受付会場で上記の5日間に受付を行い、一部の都道府県については、別の場所に受付会場を4月14日、15日の2日間設けています。

受験場所

住所地の都道府県の試験を受験してください。

受験手数料

15,100円

免許の登録

製図試験の合格後に申請を行う必要があり、免許証の発行まで1~2ヶ月程度かかります。
手続き方法は都道府県によって異りますので、該当する都道府県の県庁又は建築士会へお問い合わせください。

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まとめ

  1. 二級建築士試験の難易度は、決して高くない。
  2. 合格率は平均して、学科33.3%、設計製図50%、総合25%。
  3. 受験資格は、人それぞれ違うので注意が必要。
  4. 学科試験は、4科目、各25問の100問、マークシート方式。
  5. 設計製図試験は、1科目、実技試験。

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よくある質問と答え

試験の基礎知識

Q2:
資格をとると何かお得なの?
Q11:
法改正による影響はあるの?
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独学と資格学校

Q12:
独学で試験に合格できるの?
Q15:
日建と総合資格の違いは?
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学科

Q20:
どう学習を進めたらいいの?
Q22:
合格する秘訣はあるの?
Q23:
構造の計算問題の克服法は?
Q26:
法規の時間短縮法は?
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設計製図-知識編-

Q27:
どう学習を進めたらいいの?
Q28:
合格する秘訣はあるの?
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設計製図-実践編-

Q35:
エスキースの奥の手とは?
Q36:
作図の時間短縮法は?
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まとめると、二級建築士は扱える建物の規模や、用途、構造等に制限がある。しかし、住宅程度の規模であれば、木造・コンクリート造・鉄骨造の設計ができる。逆に、一級建築士はその制限がない。

つまり「学科試験」からの受験と、「設計製図試験」のみの受験があり、それぞれ受験申込手続きが異なり、別々の受験申込書が定められているので注意が必要。

詳しい実務経験については、
(財)建築技術教育普及センターのホームページを参考に。

合格率はほぼ毎年同じくらい。
しかし、平成19年度は合格率が低かったので注意が必要。

設計製図の試験は、昼をまたぎ、時間も長いので普段から意識して作図を行う。