03.Educate Myself
独学と資格学校
-独学で学習しますか?学校に通いますか?-
敵を知っただけでは、戦に勝つことはできません。
戦法を決める前に、己について深く知らなければいけません。
そして、この世の中には資格学校という助っ人が存在します。
果たしてこの助っ人、本当に力を借りてよいものかどうか。
ステップ2では、自分に合った学習方法について学習します。
独学か資格学校に通学かでは、学習の進め方が大きく異なります。
ですので、何となくではなくきちんとお考えください。
ここは最初の山場といえます。
独学に向けて
- 学科-
- 独学でも十分合格できます。
本人の意思と時間をつくる努力さえあれば資格学校に通う必要はありません。
というよりも学科を独りで乗り切れないようでは、製図試験はかなり厳しいです。 - 製図-
- 独学では少し厳しいかもしれません。
というのも特にエスキースは専門家による添削がないとなかなか上達しません。
しかし、独学での合格が無理というわけでは決してありません。
次の項目を参考にしてください。
独学か資格学校で悩んでいる人は以下を参考にしてください。
- 製図の基礎があるかどうか。
- 今年度版の練習問題、模擬試験が入手できるかどうか。
- 製図試験において、どういった表記が減点になるか知っているかどうか。
- 指摘をしてくれる友人や、専門知識のある知人がいるかどうか。
- 勉強する時間を確保できるかどうか。
いくつ当てはまりましたか?
4つ未満の方は、製図の独学はもう少し考えたほうがよいかもしれないです。
学科試験の対策
学科試験の学習は、知識や経験にもよると思いますが、4月からでも十分間に合います。
しかし、合格するためには毎日コンスタントに1~2時間程度学習する必要があります。
また、4月までには法令集の線引きは終了させておきます。
そして、4月からはひたすら過去試験問題を解きます。
時間の許す限り、過去10年分を3回程度は解きます。
試験数日前からは模擬問題を解いて仕上げます。
詳しい学科試験の学習の進め方はこちらをご参照ください。
設計製図試験の対策
設計製図試験の学習は、学科の試験が終わる7月上旬から始めても十分間に合います。
しかし、合格するためには試験までに20枚程度書く必要があります。
1週間に2~3枚程度書くとすると、1週間あたり15時間程度作図することになります。
詳しい設計製図試験の学習の進め方はこちらをご参照ください。
資格学校について知りたい方は、次の項目をお読みください。
資格学校について知りたい方はお読みください。
建築士のための資格学校には、日建学院と総合資格学院の二大資格学校が存在します。
結論から述べますと、本人の意思さえあればどちらも大差ありません。
資格学校に通うメリット
- 学習する時間と場所をあらかじめ確保できる。
- 教材を入手できる。
- 分からないことは、講師や友人に聞くことができる。
- 学習の計画の管理を代行してくれる。
- 同じ目標の人がいることで、モチベーションが維持しやすい。
資格学校に通うデメリット
- 授業料や交通費にお金がかかる。
- 油断や慢心が生まれる可能性がある。
- メリットの4、5に該当される方は、たとえ試験に合格しても意思の弱さを克服できない。
| 日建学院 | 総合資格学院 | |
|---|---|---|
| 方針 | スパルタ教育 | 自由主義 |
| 解けるまで帰れないこともあります。 | 宿題を全てするなど意思が必要です。 | |
| 学科 | 映像学習 | 授業学習 |
| 欠席しても同じ映像を視聴できますが、その場ですぐに質問はできません。 | 生徒に合わせ授業を進行しますが、授業が遅れることがあります。 | |
| 製図 | 廊下の幅を1820とし、便所や浴室なども各1820×1820のユニットとして考えるためエスキースは比較的楽です。多くの部屋の大きさが均質でパズルゲームを解いている感覚で、エスキースの練習よりひたすら作図の練習を繰り返す印象を受けます。 | 廊下の幅を1365としてプランをつくるため、エスキースの際に面積で苦労することは少ないです。多少は建築をつくっているという感覚がありますが、慣れないとエスキースには時間がかかるかもしれません。少人数で授業する教室もあるようです。 |
(※個人的な見解ですので、参考程度にお考えください。)
まとめ
- 学科試験は、独学でも十分合格できる。
- 設計製図試験は、独学では厳しい。しかし、対策をきちんとできれば合格できる。
- 学科の学習は4月から、設計製図の学習は7月からで、十分間に合う。
- 資格学校は、どこを選んでも変わらない。