Second-Class Architect

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二級建築士試験の入門サイトです。
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合格できる心構えをつくります。
CONTENT-
試験の基礎的な知識や、
よくある質問を紹介しています。
USER-
学習の進め方が分からない方、
資格学校に通うが不安のある方、
にお勧めします。
ADDITIONALLY-
PDFファイルをダウンロードできます。
自分だけの建築士ノートをつくり、
合格へのツールとしてご活用ください。
PDFファイルのダウンロードはこちら

00.Top Page

01.Introduction

はじめに

Active PageとBasic Page

当サイトには、Active PageとBasic Pageの2つがあります。

Active Page-
動きのある仕掛けによってより体感的にコンテンツに触れることができます。
このページはActive Pageです。
Basic Page-
より内容を熟読したい人のためのページです。

なおActive Pageは、JavaScriptがonに設定されていないとアクセスできません。JavaScriptがoffの状態でアクセスしますと、JavaScriptを有効にするよう促すページに飛びますので、あらかじめご承知いただけますようお願いいたします。

当サイトをご利用いただく前に

アイコンの色の説明です。
は最重要項目です。この項目を読むだけで、試験について把握できます。
は要注意項目です。試験を合格するためには、欠かせないことについてまとめています。
は説明項目です。全体像を把握できます。
は補足項目です。表やデータを中心とし、試験についてより深く理解することができます。

先に全体像を見通したい方は、4つの色のうち赤色だけを先にお読みいただいても構いません。
試験に合格するための重要な項目をStep1~Step5にまとめましたので、順を追って読み進めていってください。
右下にある「NEXT」をクリックしてください。

Step1~Step5

-はじめに、試験について詳しく知りましょう。-

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まず敵を知らずして、戦には勝てません。敵を知った上で、戦法を考えます。
ステップ1では、試験の基礎的な知識について学習します。

-あなたは独学で学習しますか?それとも学校に通いますか?-

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敵を知っただけでは、戦には勝てません。戦法を決める前に、己について深く知らなければいけません。
そして、この世には資格学校という助っ人が存在します。果たして、本当に力を借りてよいものかどうか。
ステップ2では、自分に合った学習方法について学習します。

-学科の学習を始めましょう。-

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戦法が決まったら、あとは敵を倒すのみです。しかし、早まってはいけません。戦には定石があります。
ステップ3では、第一関門である学科について詳しく学習します。

-設計製図の学習を始めましょう。-

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設計製図は学科よりも手強い敵です。しかし、どんな敵にも弱点はあります。見逃さずに攻め切れるか。
ステップ4では、最後の敵である設計製図について詳しく学習します。

-よくある質問を活用しましょう。-

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敵を倒すためには武器が必要です。仙人の知恵も必要です。惜しくも敗れた同士達の教訓も必要です。
ステップ5では、試験の攻略法についてポイント別に学習します。

Step1へ進む

Bauhausgebaud Dessau | Walter Gropius

01.Introduction

02.Second-Class Architect

二級建築士

-はじめに、試験について詳しく知りましょう。-

まず敵を知らずして、戦に勝つことはできません。
敵を知った上で、戦法を考えます。
ステップ1では、試験の基礎的な知識について学習します。

二級建築士試験は他の国家試験に比べると難易度は低いです。
試験の合格には勉強する時間を確保することが1番大切ですが、
時間を確保できない人でもポイントを押さえれば合格できます。

きちんと試験を分析して、自分に合った学習法を見つけましょう。

建築士とは

建築士の資格には、一級建築士、二級建築士、木造建築士の3種類があります。
それぞれの資格によって、設計および工事監理できる建築物の種類と規模が定められており、以下にその違いを示します。

二級建築士

  1. 学校・病院・劇場・集会場などの公共建築物で延べ面積が500平方m未満のもの
  2. 木造建築物または建築の部分で高さが13mまたは軒の高さが9mを超えないもの
  3. 鉄筋コンクリート造、鉄骨造、石造、れんが造、コンクリートブロック造、もしくは無筋コンクリート造の建築物または建築の部分で、延べ面積が30~300平方m、高さが13mまたは軒の高さが9m以内のもの
  4. 延べ面積が100平方m(木造は、300平方m)を超え、または階数が3以上の建築物

一級建築士

  1. 学校・病院・劇場・集会場などの公共建築物で延べ面積が500平方mを超えるもの
  2. 木造建築物または建築の部分で高さが13mまたは軒の高さが9mを超えるもの
  3. 鉄筋コンクリート造、鉄骨造、石造、れんが造、コンクリートブロック造、もしくは無筋コンクリート造の建築物または建築の部分で、延べ面積が300平方m、高さが13m、または軒の高さが9mを超えるもの
  4. 延べ面積が1000平方mを超え且つ階数が二階以上の建築物

つまり、二級建築士には扱える建物の規模や、用途、構造等に制限があるということです。
しかし、住宅程度の規模であれば、木造・コンクリート造、鉄骨造の設計ができます。
逆に、一級建築士にはその制限がありません。

学科試験

構成-
建築計画、建築法規、建築構造、建築施工の4科目
問題-
各科目25問、4科目合計100問
方式-
5枝択一マークシート方式の筆記試験
合否-
各科目13点以上、かつ、総合点60点以上で合格

設計製図試験

構成-
設計製図のみの1科目
問題-
平面図、立面図、床伏図、矩形図、面識表など
方式-
設計課題に対して建物を計画し、要求された設計図面一式を完成させる実技試験
合否-
ほぼ減点方式で行われ、採点項目により1~4段階に区分され、ランク1のみ合格

また、「設計製図試験」は「学科試験」に合格しなければ受験できません。しかし、平成18年及び平成19年に行われた二級建築士試験又において「学科の試験」に合格された方は、本人の申請により本年の当該試験における「学科の試験」が免除されます。
つまり、「学科試験」からの受験と、「設計製図試験」のみの受験があり、それぞれ受験申込手続きが異なり、別々の受験申込書が定められているので注意が必要です。

二級建築士試験の受験資格者の区分
建築に関する学歴等 建築に関する
実務経験年数
最終卒業学校 課程
大学(旧制大学、短期大学を含む)または高等専門学校
(旧制専門学校を含む)
建築 0年
土木 1年以上
高等学校(旧制中等学校を含む) 建築 3年以上
土木
建築に関する学歴なし 7年以上
その他都道府県知事が特に認める者

「建築に関する実務の経験」として認められるもの

  1. 設計事務所、建設会社、工務店等での建築物の設計・工事監理・施工管理
  2. 大工
  3. 官公庁での建築行政、営繕
  4. 大学・研究所・工業高校等での建築に関する研究、教育

一部が「建築に関する実務の経験」として認められるもの

  1. 建築工事を一部含む土木工事等(純粋に建築に関するものの比率を乗じて計算します。)
  2. 一定期間建築以外の業務を含んでいる場合(建築以外の業務を除いた期間の明示が必要です。)

「建築に関する実務の経験」として認められないもの

  1. 単なる建築労務者としての業務(土工、設計事務所で写図のみに従事していた場合等)
  2. 昼間の学校在学期間(中退者の在学期間を含む。)
過去8年間の合格率
学科 製図 総合
受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率
H13 40,938 15,164 37,0% 22,309 12,155 54,5% 49,185 12,155 24,7%
H14 38,867 12,424 32,0% 19,312 10,834 56,1% 46,718 10,834 23,2%
H15 39,082 16,504 42,2% 21,792 12,103 55,5% 45,673 12,103 26,5%
H16 34,922 15,321 43,9% 20,744 11,586 55,9% 41,949 11,586 27,6%
H17 31,480 10,451 33,2% 16,535 9,018 54,5% 38,633 9,018 23,3%
H18 31,238 11,640 37,3% 16,934 9,451 55,8% 37,145 9,451 25,4%
H19 31,574 10,066 31,9% 14,090 7,178 50,9% 36,529 7,178 19,7%
H20 34,342 12,867 37.5%
過去8年間の合格基準点
科目基準点 合格
基準点
合格率
計画 法規 構造 施工
H13 13 13 13 13 60 37.0%
H14 12 13 13 13 60 32.0%
H15 13 13 13 13 63 42.2%
H16 13 15 13 14 63 43.9%
H17 13 12 13 13 60 33.2%
H18 13 13 13 13 60 37.3%
H19 13 13 13 13 60 31.9%
H20 13 13 13 13 60 37.5%
学科の試験日程:平成20年7月6日
 9:45~10:00(15分) 注意事項等の説明
10:00~13:00 (3時間) 学科I(建築計画)・学科II(建築法規)
13:00~14:00 (1時間) 休憩
14:00~14:10 (10分) 注意事項等の説明
14:10~17:10 (3時間) 学科III(建築構造)・学科IV(建築施工)
設計製図の試験日程:平成20年9月14日
11:15~11:30 (15分) 注意事項等の説明
11:30~16:00 (4時間30分) 設計製図試験

課題の発表

設計製図の課題は、平成20年6月11日(水)頃からセンター支部及び都道府県建築士会の事務所に掲示されるほか、(財)建築技術教育普及センターのホームページに掲載されるとともに、「学科の試験」の試験場においても掲示されます。

合格者の発表及び合否の通知

学科試験-
平成20年8月26日(予定)
製図試験-
平成20年12月4日(予定)

インターネットによる受験申込

受付期間-
平成20年4月1日~4月7日
受付時間-
受付開始日の10時~受付終了日の16時

受付場所への願書による受験申込

配布期間-
平成20年4月7日~4月18日(ただし、4月12日、13日は除く。)
配布時間-
9時30分~16時30分(ただし、4月18日は9時30分~15時)
受付時間-
10時~16時
都道府県庁所在地等に設ける受付会場で上記の5日間に受付を行い、一部の都道府県については、別の場所に受付会場を4月14日、15日の2日間設けています。

受験場所

住所地の都道府県の試験を受験してください。

受験手数料

15,100円

免許の登録

製図試験の合格後に免許申請を行う必要があり、免許証の発行まで1~2ヶ月程度かかります。
手続き方法は都道府県によって異りますので、該当する都道府県の県庁又は建築士会へお問い合わせください。

まとめ

  1. 二級建築士試験の難易度は、決して高くない。
  2. >合格率は平均して、学科33.3%、設計製図50%、総合25%。
  3. 受験資格は、人それぞれ違うので注意が必要。
  4. 学科試験は、4科目、各25問の100問、マークシート方式。
  5. 設計製図試験は、1科目、実技試験。

Step2へ進む

Casa del Fascio | Giuseppe Terragni

02.Second-Class Architect

03.Educate Myself and Technical College

独学と資格学校

-あなたは独学で学習しますか?それとも学校に通いますか?-

敵を知っただけでは、戦に勝つことはできません。
戦法を決める前に、己について深く知らなければいけません。
そして、この世の中には資格学校という強力な助っ人が存在します。
果たしてこの助っ人、本当に力を借りてよいものかどうか。
ステップ2では、自分に合った学習方法について学習します。

独学で勉強するか資格学校に通うかでは、学習の進め方が大きく違ってきます。
ですので、何となくではなくきちんとお考えください。
ここは初めの山場といえます。

独学に向けて

学科-
独学でも十分合格できます。
本人の意思と時間をつくる努力さえあれば、資格学校に通う必要はありません。
というよりも、学科を独りで乗り切れないようでは、製図試験はかなり厳しくなります。
製図-
独学では少し厳しいかもしれません。
というのも、特にエスキースは専門家による添削がなければなかなか上達しません。
しかし、独学での合格が無理というわけでは決してありません。
次の項目を参考にしてください。

独学か資格学校への通学かで悩んでいる人は以下の項目を参考にしてください。

  1. 製図の基礎があるかどうか。
  2. 今年度版の練習問題、模擬試験が入手できるかどうか。
  3. 製図試験において、どういった表記が減点になるか知っているかどうか。
  4. 指摘をしてくれる友人や知人がいるかどうか。
  5. 勉強する時間が確保できるかどうか。

いくつ当てはまりましたか?
1は絶対条件で、未経験での製図の独学はお勧めできません。
そして、実際に学習を進める中で大事になってくるのは、3です。
無駄な練習を省き、どんな問題が出ても合格できる図面を必ず提出しなければいけません。

4つ未満の方は、製図の独学はもう少し考えたほうがよいかもしれないです。
(※設計製図に関してしか考察していないのは、学科は独学でも学校でも大差ないからです。)

学科試験

学科試験の学習は、知識や経験にもよると思いますが、4月からでも十分間に合います。
しかし、合格するためには毎日コンスタントに1~2時間程度学習する必要があります。
また、4月までには法令集の線引きは終了させておきます。

(※ただし、大学や専門学校で建築を専攻しなかった、もしくは全く初めて勉強される方は、4月までに参考書に目を通し、全て理解する必要はありませんが、基本的な流れを把握しておく必要があります。)

そして、4月からはひたすら過去試験問題を解きます。
時間の許す限り、過去10年分を3回程度は解きます。
試験数日前からは模擬問題を解いて仕上げます。

詳しい学科試験の学習の進め方はこちらの上部メニューの「学習の進め方」をご参照ください。

設計製図試験

設計製図試験の学習は、学科の試験が終わる7月上旬から始めても十分間に合います。
しかし、合格するためには試験までに20枚程度書く必要があります。
1週間に2~3枚程度書くとすると、1週間あたり15時間程度作図することになります。

詳しい設計製図試験の学習の進め方はこちらの上部メニューの「学習の進め方」をご参照ください。

資格学校について知りたい方は、次のページをお読みください。

資格学校について知りたい方はお読みください。

二級建築士のための資格学校には、日建学院と総合資格学院の二大資格学校が存在します。
結論から述べますと、本人の意思さえあればどちらも大差ありません。

資格学校に通うメリット

  1. 学習する時間と場所をあらかじめ確保できる。
  2. 教材を入手できる。
  3. 分からないことは、講師や友人に聞くことができる。
  4. 学習の計画の管理を代行してくれる。
  5. 同じ目標の人がいることで、モチベーションが維持しやすい。

資格学校に通うデメリット

  1. 授業料や交通費にお金がかかる。
  2. 油断や慢心が生まれる可能性がある。
  3. メリットの4、5に該当される方は、たとえ試験に合格しても自分の意思の弱さを克服できない。

資格学校の授業料はメリットのいくつかの項目を打ち消すほどの価格の高さです。
費用対効果があるのかきちんと判断する必要性があります。

日建学院と総合資格学院の違い
日建学院 総合資格学院
方針 スパルタ教育 自由主義
試験前は正解できるまで帰れないこともあります。 自ら進んで宿題を全てするなどの意思が必要です。
学科 映像学習 授業学習
欠席しても同じ映像を見ることができますが、その場ですぐに質問はできません。 生徒に合わせ授業を進行しますが、質問次第では授業が遅れることがあります。
製図 廊下の幅を1820とし、便所や浴室なども1820×1820のユニットとして考えるため、エスキースは比較的楽です。部屋の大きさがほぼ均質となり、パズルゲームを解いている感覚です。そのためか、エスキースの練習よりひたすら作図の練習を繰り返す印象を受けます。 廊下の幅を1365としてプランをつくるためエスキースの際に所要室の面積に余裕がなくなることは少ないです。多少は建築をつくっているという感覚があります。ただ、慣れないとエスキースは時間がかかるかもしれません。少人数で授業をしているところもあるようです。

学科に関しては映像学習と授業学習、製図に関してはエスキースの手順など、学習の進め方と内容に多少の違いはありますが、どちらが有利というのはなく、向き不向きで選んだらよいです。家から近い、担当の方と気が合いそう、などで決めて構わないです。
合格は自分次第です。

まとめ

  1. 学科試験は、独学でも十分合格できる。
  2. 設計製図試験は、独学では厳しい。しかし、対策をきちんとすれば合格できる。
  3. 学科の学習は4月から、設計製図の学習は7月からで、十分間に合う。
  4. 資格学校は、どこを選んでも変わらない。

Step3へ進む

Chapelle Notre-Dame-du-Haut | Le Corbusier

03.Educate Myself

04.Subject

学科

-学科の学習を始めましょう。-

戦法が決まったら、あとは敵を倒すのみです。
しかし、ここで早まってはいけません。
ただ闇雲に攻撃すればいいというわけではありません。
戦には定石があります。
ステップ3では、第一関門である学科について詳しく学習します。

基本的に学科試験は、独学でも十分合格できます。
いかに効率よく学習を進められるかがポイントになってきます。

学科試験

構成-
建築計画、建築法規、建築構造、建築施工の4科目
問題-
各科目25問、4科目合計100問
方式-
5枝択一マークシート方式の筆記試験
合否-
各科目13点以上、かつ、総合点60点以上で合格
学科の試験日程:平成20年7月6日
 9:45~10:00 (15分) 注意事項等の説明
10:00~13:00 (3時間) 学科I(建築計画)・学科II(建築法規)
13:00~14:00 (1時間) 休憩
14:00~14:10 (10分) 注意事項等の説明
14:10~17:10 (3時間) 学科III(建築構造)・学科IV(建築施工)

予定

学科試験の学習は、知識や経験にもよると思いますが、4月からでも十分間に合います。
しかし、合格するためには毎日コンスタントに1~2時間程度学習する必要があります。

(※ただし、大学や専門学校で建築を専攻しなかった、もしくは全く初めて勉強される方は、4月までに参考書に目を通し、全て理解する必要はありませんが、基本的な流れを把握しておく必要があります。)

そして、4月からはひたすら過去試験問題を解きます。

全体

基本的に学科試験の問題は、問題集を解きながら暗記して覚えます。
しかし、少し考えれば解ける問題も多くありますので、暗記だけに頼らず理解して解ける問題もつくることが大切です。

計画

4科目中、過去には出ていない問題が最も多く出題されるため、高得点を得るのが難しい科目です。
しかし、室内気候や音・光、建築の形式や特徴など、普段の生活に関連する項目が多く、学習していて楽しいです。

法規

4科目中、1番学習する時間がかかりますが、1番高得点を目指せる科目です。
まずは、法規独特の読み方や法令用語などの約束事に慣れることから始めます。
そして、法令集を素早く引き、条文を正しく理解し、解答を的確に導き出すための判断力を養うことが不可欠です。

構造

力学の計算問題以外は、過去の本試験の類似問題が比較的多く出題されている科目です。
計算問題はきちんと公式や概念を理解することで、比較的簡単に解けます。
木構造・鉄筋コンクリート構造・鉄骨構造、その主要材料の木材・コンクリート・鋼材の出題合計は全範囲の半分です。
この3種類の素材を比較しながら理解することが重要です。

施工

過去に出題されている内容に新しい出題内容を織り交ぜた問題が多い科目です。
覚える数値や用語が最も多く、確実に解答するには、用語や施工方法の正確な記憶が必要となります。
ややこしい項目は、理屈ぬきに暗記するのみです。

学習の進め方

2008/4567

~3/30

初めての方は、4月までに参考書に目を通しておきます。法令集の線引きは4月までに終了させておきます。

4/1~4/30 問題集1回目

はじめは、いきなりですが過去問題を10年分解いてください。解答肢を選択するだけでなく、全ての設問肢について解いていきます。その際、暗記する必要はなくただ解くだけで、難しい問題に出くわしたら見なかった事にします。ここがミソで、得意・不得意を把握できれば、最後の1ヶ月で何とでもなるので、まずは10年分解くことを優先させます。

5/1~5/15 問題集2回目

1回目に間違った問題のみ解きます。まだ暗記する必要はなく、繰り返すことで記憶を定着させます。
また、法規は試験会場に法令集を持ち込めるため、1度解いた問題の解き方を忘れることはありません。
そのため、2回目と3回目では忘れない程度に2、3年分程度解くだけにします。

5/15~5/30 問題集3回目

2回目に間違った問題のみ解きます。その際、テキストを参考に間違った問題を理解できるようにします。

6/1~6/20 問題集4回目

今度は、過去問題を10年分解きます。間違った問題は何度か繰り返し確認します。あいまいな知識を正しく正確に理解します。ただし、試験において出題頻度が低く、理解しにくい部分は思い切って捨てます。

6/20日~試験前

総仕上げとして過去問題を見返しつつ、模擬試験を数回分解きます。

目標

常に4教科とも15点以上とれるようにします。
目標は、法規を除いた3教科が18点で、法規が20点です。
法規は順調に進めば20点前後はとれますので、法規を除いた3科目で40点以上とれば合格です。
つまり、1科目あたり13.33点です。

そのためにも、18+20+18+18=74点を確実に狙いに行きます。
この辺りを狙うと1教科が悪くても13~14点はとれます。
しかし、20点以上はとる必要がないので、得意科目ができたら早めに切り上げます。

まとめ

  1. まずは、過去試験問題を解きまくる。
  2. 次に、暗記する問題、理解する問題、捨てる問題という線引きを行う。

Step4へ進む

Schrode House | Gerrit Thomas Rietveld

04.Subject

05.Drafting and Design

設計製図

-設計製図の学習を始めましょう。-

最初の敵を無事倒したとしても、まだ設計製図という手強い敵が残っています。
しかし、どんなに手強い敵だとしても弱点があります。
そこを見逃さずに攻め切れるか。
ステップ4では、最後の敵である設計製図について詳しく学習します。

ここが最大の山場です。
学科試験合格に浮かれず(結果は出てないので自己採点ですが)最後まで走りぬきます。

設計製図試験

構成-
設計製図のみの1科目
問題-
平面図、立面図、床伏図、矩形図、面識表など
方式-
設計課題に対して建物を計画し、要求された設計図面一式を完成させる実技試験
合否-
ほぼ減点方式で行われ、採点項目により1~4段階に区分され、ランク1のみ合格

設計製図試験は、課題文から設計条件を読み取る理解力と、短時間で無駄のないプランをまとめる作図力が問われます。

設計製図試験の時間割:平成20年9月14日
11:15~11:30 (15分) 注意事項等の説明
11:30~16:00 (4時間30分) 設計製図試験

予定

学科の試験が終わる7月上旬から始めても十分間に合います。
合格するためには試験までに20枚前後書く必要があります。
1週間に2~3枚程度書くとすると、1週間あたり15時間程度必要になります。

過去7年間の課題一覧
年度 出題地域 設計課題 要求図面
H13 近畿除く全ブロック 英会話教室併用住宅 平面図、立面図、矩計図
近畿 ルーフガーデンのある二世帯住宅 平面図、立面図、断面図、仕上表
H14 北海道、東北、関東、近畿、中国四国 工房のある工芸品店併用住宅 平面図、立面図、矩計図
東海、北陸、九州 商店街に建つコミュニティ施設 平面図、立面図、断面図、仕上表
H15 近畿除く全ブロック 吹抜けのある居間をもつ専用住宅 平面図、立面図、矩計図、面積表
近畿 住宅地に建つ動物病院併用住宅 平面図、立面図、断面図、面積表、仕上表
H16 全国 趣味室のある専用住宅(木造2階) 平面図、伏図、矩計図、面積表
H17 全国 近隣の街並みに配慮した車庫付二世帯住宅(木造2階) 平面図、伏図、矩計図、面積表、立面図
H18 全国 地域に開かれた絵本作家の記念館(鉄筋コンクリート造2階) 平面図、立面図、断面図、面積表、仕上表、主要構造部材表
H19 全国 住宅地に建つ喫茶店併用住宅(木造2階) 平面図、伏図、立面図、矩計図、面積表

エスキース

建物の大まかな計画などをすることです。ルールを理解し、どんな問題が出ても対応できるようにすることが大切です。
エスキースの詳しい対策はこちらをご参照ください。

平面図

建築物の各階の間取りを表すための図面で、各階の床上1.5mの位置で水平に切断した状態を上から見たものです。
上下階の柱と壁の位置をそろえるなど、単純明快な計画にすることが大切で、1階と2階を同時進行で仕上げていきます。

立面図

建築物の外観を表すための図面です。
凝ったデザインよりも、屋根形状や窓位置など、平面図との整合性の確保が大切です。

床伏図

平面において仕上げ材を除いた、構造的な仕組みを表すための図面です。
正確な木構造の知識と基本的な作図手順のマスターが大切で、はじめはエスキースを行いますが慣れると省略できます。

矩形図

建築物の基準高さ、部材や各部の仕上げなどを詳細に表すための図面です。
ある程度決まった作図表現や基準寸法は暗記することが大切です。
スケールを当てなくても簡単に書ける箇所はフリーハンドで書きます。

書く量が多いせいもありますが、この矩形図と平面図は書けば書くほど、比較的大幅に作図時間が短くなります。
上部メニューの練習と成果をご参照ください。

ステップアップの手順

  1. 答案例のトレースをする。
    過去の試験課題を元に、答案例を見ながら作図練習を行います。
    試験としての作図表現、図面形式に慣れることを目的とします。
     
  2. 作図をする。
    答案例を単線のエスキースプランとして写し取り、それを見ながら要求図面を完成できるようにします。
    スケール感や線の濃さも意識しながら、合格するための基礎的な力を身につけます。
  3. エスキースをする。
    各課題の問題から設計条件を理解し、平面計画をまとめられるようにします。
    約1時間を目標とします。エスキースの力と設計のポイントを把握する力を身につけます。
  4. 課題文から全図面を作図する。
    エスキースから各図面の作図の目標時間を設定し行います。慣れるまでは、同じ図面を繰り返し書くと効果的です。
    作図スピードと表現力を身につけます。
  5. 自己チェックをする。
    作図力及び計画力と共に、課題条件を見落とさない自己チェック能力を身につけます。

心掛けること

  • 時間内で書き終えること
  • 単純明快な計画であること
  • メリハリのきいた美しい図面であること
  • 他の方が書いた図面をたくさん見ること
    (自分の実力も確認でき、人それぞれ特有の書き方や癖を持っていて、それが時間短縮の切り札になる。)
日時 エスキース 平面図 立面図 床伏図 矩形図 断面図 合計時間
目標 60 80 20 30 60 4時間10分
1 7月8日 60 190 40 90 150 8時間50分
2 7月14日 60 210 30 90
3 7月15日 50 170 35 60 100 6時間55分
4 7月21日 50 120 30 50 90 5時間40分
5 7月22日 45 140 30 45 90 5時間50分
6 7月28日 30 125 40 50
7 7月29日 30 110 25 45 85 4時間55分
8 8月4日 50 110 25 45 90 5時間
9 8月5日 50 100 30 50 80 5時間10分
夏季休暇 30×6 40×8 70×8 30×6
10 8月19日 30 100 30 40 70 4時間30分
11 8月25日 40 90 25 45 60 4時間20分
12 8月26日 30 90 20 40
13 9月1日 35 95 25 35 55 4時間5分
14 9月2日 40 80 20 40 50 3時間50分
15 9月4日 50 90 20 30 60
16 9月6日 40 75 30 35 50 3時間50分
17 9月9日 60 75 20 35 50 4時間
18 9月11日 40 80 15 30 55 3時間40分
19 9月13日 30 75 20 35 60 3時間40分
20 9月14日 40 80 20 30 55 3時間45分
本試験 55 85 15 30 50 3時間55分

目標

とにかく試験時間の4時間30分以内に書き終えることが最大の目標です。
時間の許す限り、1枚でも多くの図面を書き続けます。
しかし、その前にどういう書き方が減点になるのかをきちんと把握する必要があります。
そのためには、過去に試験の採点をしていた経験があるような専門家の人に添削してもらうことが重要です。
また、誘導的表現についても考慮しなければいけません。

誘導的表現-
出題者は問題を作成する際に、実際にプランをつくり、自らが配慮した部分や計画的に優れた部分を設計与件として提示する場合があります。問題文の中には誰が計画しても模範解答に近づくように誘導している条件があり、これを誘導的表現と呼びます。つまり受験生にはなるべく模範解答に近いものを作図することが求められ、設計条件は模範解答に誘導してくれるものとして問題を解く態度が必要です。
詳しい誘導的表現はこちらをご参照ください。

まとめ

  1. まずは、減点項目を把握する。
  2. 次に、図面を書きまくる。
  3. そして、エスキースの引き出しを増やし、どんな問題にも対応できるようにする。

Step5へ進む

Yoyogi National Gymnasium | Kenzo Tange

05.Drafting and Design

06.Qustion and Answer

よくある質問とその答え

-よくある質問を活用しましょう。-

敵を倒すためには強力な武器が必要です。
仙人の知恵も必要です。
惜しくも敗れた同士達の教訓も必要です。
ステップ5では、試験の攻略法についてポイント別に学習します。

疑問に思っていることは、試験までに全て解決しておいてください。
このステップ5で総仕上げとなります。

まとめ

  1. 質問は、有効に活用すべし。
  2. 二級建築士試験の難易度は、決して高くない。
  3. 試験に不合格になるのは、学習時間の絶対量が足りないから。
  4. 要領よく、無駄なく時間を使う。
  5. 学科試験は、過去問題を早めに解いて、得意・得意を把握した上で学習を進める。
  6. 設計製図試験には、ルールがある。線や表記の意味を理解した上で学習を進める。
  7. 最後は、自分を信じてコツコツと。

Villa Savoye | Le Corbusier

06.Qustion and Answer

07.Links

リンク

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その項目の内容しか掲載されていない訳ではありませんので、あらかじめご承知いただけますようお願いいたします。

試験-入門編-

試験全般についてわかりやすく紹介している、まず初めにお読みいただきたいリンク集です。

独学2級建築士受験
各科目の学習法から独学のアドバイスなど、初心者の方にも分かりやすいサイトです。
建築士!勉強法ナビ
学習法の紹介から自己診断チェックまでできる、内容もとてもわかりやすいサイトです。
とるぞ!二級建築士
学習法、学校の選び方、通信教育の資料請求など、役立つ情報を紹介しているサイトです。
二級建築士の広場
管理人さんの実体験を元にしており、とてもわかりやすく説得力のあるサイトです。
即効 二級建築士 合格マニュアル
独学のテクニックがとても理論的に解説されているサイトです。

試験-実践編-

試験全般についてより詳しく紹介している、さらなるステップアップを目指せるリンク集です。

建築とインテリアの資格試験「独学」術
まさに独学術。基礎知識から応用技まで独学のノウハウが全てつまったサイトです。
建築士.com
学習法、例題、掲示板、建築史ギャラリーなど、情報量がとても豊富なサイトです。
本気で2級建築士を取る人のためのホームページ
通信添削から図面のサンプルの購入ができるなど、実践的な内容のサイトです。

学科

特に、学科に関して詳しく紹介しているリンク集です。

独学2級建築士学科試験合格へのプロセス
試験の傾向と対策から練習問題までのっている、とても見やすいサイトです。

設計製図

特に、設計製図に関して詳しく紹介しているリンク集です。

2級建築士 設計製図試験への最端製図.com
日記、掲示板が充実しており、試験に限らず建築の事を楽しく知ることができるサイトです。
うさぎのミミと2級建築士製図試験
管理人さんの作図手順からうさぎのミミの紹介など、親しみのあるほのぼのとするサイトです。

問題集

サイト内で問題を解いたり、問題集をダウンロードできるリンク集です。

二級建築士○×問題集
正誤問題集がとても充実しているサイトです。空いた時間で手軽に学習できます。
二級建築士学科試験合格講座
過去問題を無料でダウンロードできるサイトです。

掲示板、アンケート

特に、掲示板やアンケートが充実しているリンク集です。

建築士試験FORUM
掲示板、アンケートの数は間違いなく1番の参加型のサイトです。
めざせ!建築士
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その他

少し趣向の異なるサイトやデザイン事務所などのリンク集です。

女性建築士が伝える二級建築士試験の用語解説、勉強法
女性のための建築士サイトです。女性ならではの目線で試験を分かりやすく紹介しています。
教育的ウラ指導
試験のウラ情報がとても参考になるサイトです。講習会にも参加できます。
やっぱり建築が好き。
他サイトには無い受験地北海道の情報がのっているサイトです。
interior design farm ゴリラぐみ
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